静岡県富士宮市特産のやきそば。
一般の焼きそばに使われることの多い中華麺よりも、水分量の少ない硬くコシのある麺を使うことが特徴。調理方法や具材に特色がある。
いわゆるソース焼きそばで、使われるソースは肉汁などのエキスを含ませた濃厚なものを使用する
また、肉カスと呼ばれるラードの絞り粕を入れることも独自色を強める
一般に削り節・青のりがかけられるが、その削り節もカツオ節ではなく、イワシやサバの削り節であることが多い。
2004年12月には「富士宮やきそば」として商標登録された。
地名+商品名の組み合わせは基本的に商標登録が認められないが、全国的PRが認められた形で、異例の措置となった。
富士宮市には150ものやきそば屋・もしくはやきそばを提供する居酒屋などが存在するが、幹線道路沿いにある店が少ないので、地元民以外には探しにく
い(オレンジ色の生地に「う宮!」と書かれたノボリを店先に出している店もある)
通信販売や「道の駅」などの土産物としては「富士宮やきそばセット」といった商品がギフト用などとして販売されているが、総じて価格設定は高め。
市内の3社の製麺会社(マルモ食品・叶屋・曽我めん)で作られている蒸し麺は、市内のスーパーなどでは2袋100円程度で売られている。
類似品として、シマダヤから肉かす・ソース同梱の「富士宮やきそば」が売られているが、富士宮製の麺とは異なるので雰囲気を味わえる程度と思っておい
たほうがよい(市価2食入り300円程度)
2006年、第1回B級グルメグランプリ(通称:B-1グランプリ)受賞。それに伴い、2007年6月2〜3日は富士宮市の浅間大社にて第2回B-1グランプリが開催さ
れ、全国20余りの都市からご当地ご自慢のB級グルメの出店が一同に揃う。*第2回B-1グランプリも受賞。
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